2007年2月17日土曜日

国際政治と人類の利益

国際政治は、世界それぞれの国が、自分の国の文化、資源、経済などを守るために行う生存競争です。 国際政治の歴史は、その時代の中心を担った国家の視点で眺めると、複雑な国際情勢を理解しやすくなります。 時代をリードした国家は、宗教、制海権、産業、軍事力などさまざまなキーワードを元に、文化や経済を発達させて、国際政治の主権を握ってきました。 国際政治における主導権は、100年周期で交代するなどとする「法則」があるのも興味深いですね。 近代では、各国が自国の利益だけを追求した結果、地球規模での環境破壊や、1度使えば人類が住めなくなることさえ危惧されるような兵器の生産など、深刻な問題が表面化しています。 国際政治では許されている『自分の国さえよければいい』という観点より、より大きな枠組みでの人類益について主張する流れが起きていることも、うなずけますね。

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